ハッスル16
団体名 ハッスル
日時 2006年4月20日(木) 19:00〜
場所 大阪府立体育会館 第1競技場

初のハッスル観戦。そもそも府立体育館ってことは知ってたんですが、人気あるとはいえ平日だし第二競技場だろうと思ってたんですね……。今思えば舐めすぎ。開場1時間とちょっと前に着いたんですが、ダフ屋出回るわ、既に200人前後が溜まってるわでかなり驚きました。
 当日券も予定していた最低値段の席は売り切れていてS席買うハメに。お金が……orz しかも2階席(実際は3階ですが)巨大ビジョンのサイド側後方という。まぁそこそこ見れたんですが、これでSとなると下のクラスの席は数自体ほとんど無いことに思いあたると複雑な気持ちに。値段上げてほとんど席売り切れるほどに入ってるっつうことで会社的にも落ち目のプロレス業界的にも良いことではありますが、余程レベル高い物を見せてもらわないと、他のプロレスを見慣れてる者にとっては値段がキツく感じることは必至です。



第1ハッスル
○ハッスル仮面レッド
ハッスル仮面ブルー
ハッスル仮面イエロー
8分45秒
スーパーウラカンラナ→エビ固め
恐・イタコ
ザ・ネオデビル・ピエロ1号
ザ・ネオデビル・ピエロ2号

ハッスル仮面はみちのく辺りから派遣されてるとは聞いてたんですが、マジで動き良いですね。ただやっぱり軽すぎるのは否定できませんが。恐・イタコは馬場・鶴田・長州力と見せかけて小力ネタを披露。ネオデビ1号・2号は案の定陰薄すぎ。




第2ハッスル
鈴木 健想with浩子
5分44秒
回転エビ固め
坂田 亘with青木 裕子

まさかの短すぎる茶番劇。オチはともかくとしてもっと引っ張った方が良くないか?




第3ハッスル:よしもと軍団提供マッチ
島木 譲二
ユウキロック
6分53秒
ステルスドライブ→体固め
キャプテン☆ボンバー
有酸素運動マン

大阪ならではであり、大阪じゃないとマトモに成立しえなかった試合というよりコント。お客さんも優しいねぇ。ステルスネタは素で笑ったが。後、リングアナが何故かちちんぷいぷいの角淳一だったのも吹いた。解説陣に大分救われてた感はあるが、いかんせん聞き取りにくく、選手達もノーマイクなんで何言ってるのか分からない場面も多々。




メインハッスル:ハッスル軍vs高田モンスター軍 5対5マッチ
○“キャプテン・ハッスル”小川 直也
6分23秒
STOボンバー→片エビ固め
ジャイアント・バボ●
●“キャプテン・ハッスル”小川 直也
1分51秒
ボディープレス→体固め
ソドム○
●Erica
1分22秒
ソドムドライバー→体固め
ソドム○
○“ハッスルあちち”大谷晋二郎
2分57秒
回転エビ固め
ソドム●
●“ハッスルあちち”大谷晋二郎
5分01秒
ブレーンバスター→片エビ固め
“モンスターK”川田 利明○
●TAJIRI
7分30秒
両者リングアウト
“モンスターK”川田 利明●
○HG
5分42秒
69ドライバー→体固め
アン・ジョー司令長官●
●HG
5分20秒
卵マヒストラル
イン卵様(ニューリン様)○

とりあえずハッスル軍側XがEricaだったことに落胆。いや良い仕事はしてくれたんですが、出た瞬間のインパクトが無さすぎ……。そして2m級モンスター(ソドム)がハイデンライクつう話が流れてましたが、明らかに線が細いというか背が高い。フェイスペイントしてたのでさっぱり分からず、Ericaをしとめたのがマーク・オブ・エクセレンスだったので「もしかしてジンドラック?」とやっと分かった次第。まぁ今後どうなるか知らんが頑張れ。
 バボは塩すぎ。小川も復帰後で頑張ってるけどそもそもそんなにプロレス上手く(ry。川田と大谷はそこそこ仕事してたかと。まぁソドムに顔面ウォッシュ4回も出したのは酷いが。(笑) オチが面白かったのはTAJIRI。場外で川田をテープで機材に縛りつけた時点で爆笑モノ。両リンについては微妙だが。
 そしてHG。普通にプロレスやってますね。最後の対戦相手として卵がそのまま出てきて、お約束通りフォールするが肩が分からず出来ないネタも振りつつ、超巨大卵が出てきたのは吹いた。突き破ってきたのがインリンだったのは、予想通りの部分もあってちょっとシケたか。
 しかし、キャラチェンジ&相当な練習を積み重ねたインリンはまさに「New」。5対5の最後が芸能人同士という、不可能とすら考えられてきたブックをちゃんと果たしてのけたってのは凄い。客席にもその練習ぶりが伝わったらしく、驚きの声を上げていました。


総評。たったの4試合だったり、第3試合の後が休憩だったりと、かなり偏った興行であることは間違いないところ。個人的に言えばもうちょっとプロレスした試合を1つでいいんで見たかったです。ただプロレスファン以外の一般人を客として大量に動員して、平日なのに府立第一を完全に満員にしているっていう実績を考えると、自分の方の意識の転換を図るべきなのかっていうことをつい考えてしまいます。
 そして気になったのは露骨な客煽り→応えるという構図が多くて、興行自体はせいぜい2時間半でしたが相当疲れました。他の客も疲れているのか、盛り上がるべき時に盛り上がれない光景も度々。この辺りは改善の余地がまだまだあると思います。後、高田のマイクは本当に凄かったです。




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