『起』
団体名 ZERO1-MAX
日時 2006年2月25日(金) 18:00〜
場所 大阪府立体育会館 第2競技場

初のzero1観戦。タイトルマッチが2つも組まれているということで結構豪華な予感です。客入りは席数の7割〜8割程度。南側がやや少なめ。席の配置もかなり甘めだったことを考えると400人〜500人程度か。




第1試合
○神風
9分48秒
ムーンサルトプレス
浪口 修●

神風は初めて見ますがどれもそれなりに出来るバランスファイターだなという印象を受けました。浪口は不評ばかり伝わってきますが、確かに未熟な所が多いです。特に打撃が甘すぎる。後半の試合とは雲泥の差です。神風も立ち上がりは打撃弱かったけど、後半はノッてきたのかちゃんとやってましたし。




第2試合
不動 力也
●高橋 冬樹
12分14秒
片逆エビ固め
栗栖 正伸○
村浜 武洋

全員が初見で、なかなか見分けるのが大変な試合でした。(汗) 打撃戦が中心の展開ですが、イマイチ面白くなかったですね。今大会一番の不出来か。




第3試合
高岩 竜一
○アレックス・シェリー
11分31秒
シェルショック2006
→片エビ固め
菅原 拓也
クレイジー・ボーイ●

各人のキャラが出てた良い試合だと思います。外人も時々粗が出てつつも上手いこと馴染めてたと思いますし。クレイジーボーイが2階のバルコニーからのムーンサルト(実際はバルコニーよりか低い、壁面の出っ張り部分から飛んでましたが)やったのにはかなり驚きました。雑誌によると、おそらく府立第二で2階からのムーンサルトやったのは彼が始めてじゃないか?とのことで、非常に貴重な物を見れました。その後、高岩も飛ぼうとするフェイントやったのには笑った。最後はシェルショック2006という微妙な技でシェリーがピン。




第4試合
○田中 将斗
11分30秒
ダイヤモンド・ダスト→片エビ固め
GENTARO●

意外とかみ合ったこの試合。田中のコーナートップから場外テーブルへのダイブや、GENTAROの飛び技など派手な技も飛び交い、かなり面白かったです。




第5試合
大森 隆男
佐藤 耕平
●佐々木 義人
12分10秒
スモール・パッケージ・ホールド
安田 忠夫
後藤 達俊○
Gamma

6人タッグで打撃戦主体は勘弁して下さい。まぁギリギリなんとか見れたというレベル。試合中にバックドロップ出さなかったので、こりゃ試合後にやるな……と思ってたら、本当にやって笑った。




第6試合:NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合
日高 郁人
●藤田 ミノル
21分53秒
軽井沢→片エビ固め
スティーブ・コリノ
Y2P-160kg○

コリノと吉……じゃなかったY2Pのタッグは即席ってこともあり、体格の違いがありすぎることもあり、正直噛み合ってる試合では無かったですね。しかしそんな試合でも数々のムーブで魅せた相方タッグは素晴らしい。以前DVDで見た時から進化しまくってて驚きました。最優秀タッグ賞受賞も納得。もっとこいつらの試合を見たいと思いました。あっという間の21分53秒。




第7試合:AWA世界ヘビー級選手権試合
○大谷晋二郎
21分42秒
ドラゴン・スープレックス・ホールド
崔 領二●

 中盤までは大谷の膝怪我ギミックを利用しての攻防。別段、特筆するような展開はありませんでしたが、とにかく熱気が凄かったです。また選手の感情もよく表れていたと思います。特に足攻めタイムや、2発の投げっぱなしドラゴン(受身を取りやすくさせるためか高く投げようとしてフォームがかなり汚かった)、後半の那智の滝(ダイビング・フットスタンプ)が決まった時等、選手も観客も相当ヒートアップしてました。

 まとめ。まず対戦カード順がよく考えられてるなぁと。7試合もあってこう自然な流れを作るのは難しいことのように思います。試合の方もかなりのクオリティを誇り、非常にバランスの良い興行だったと思います。



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