2005 シャイニングシリーズ
団体名 全日本プロレス
日時 2005年10月10日(月) 17:00〜
場所 大阪府立体育会館 第2競技場

そして再び全日本プロレス。今シリーズの目玉はダッドリーズことTeam 3D!もうかなり楽しみでした。祝日ということなのか、開始自体もいつもより早く、結構準備はドタバタしてました。本日のサイン会は太陽ケア・ブキャナン・ディーロウブラウンのROD3人組。その後、小島と誰かが更にやってたみたいで、結構豪華。




第1試合
渕 正信
●雷陣 明
13分51秒
ロックボトム→片エビ固め
荒谷 望誉
平井 伸和○

オープニングマッチはいつの間にやら欠場(?)していたらしい雷陣の復帰戦。今回は衣装も全員別で、ちゃんと見分けることが出来ました。(汗)
 シンプルな試合でしたが、各所でお笑いも入ってて渕が良い仕事をしていました。後で公式サイト見たら平井の喉輪落としがロックボトムと表記されていてビックリ。それはないわー。




第2試合
スペース・論・ウルフ
●菊タロー
12分20秒
スーパースター・エルボー
→片エビ固め
石森 太二○
中嶋 勝彦

対戦カード見た時、すげぇ組み合わせだと思いましたが、流石菊タロー&論外。お笑いに持っていきます。定番ネタに加えて、やたらと武藤ムーブやりまくったり、フレアーウォークまでやりだしたのには笑った。
 試合は不真面目対真面目という感じ。ストロングで相手を上回りつつもお笑い部分になると相手に一本撮られる中嶋&石森のギャップが、お客さんに笑いを呼んでいました。ラストは今回初めて実物を見たスーパースターエルボー。最後のスタンディングスーサイドボム部分が早い&高い。ヤバすぎ。




第3試合
AKIRA
●土方 隆司
13分15秒
アイアン・ボム→片エビ固め
TAKAみちのく
ブキャナン○

AKIRAは知らんなぁと思いつつ見ていると、ムササビプレス出したのでびっくりしました。この人だったのか。結構動いてて、好印象を持ちました。
 試合自体はあまり飛び技も出ず、打撃・投げ・関節、全て揃ったオールラウンドな一戦。1人だけデカいブキャナンが試合をかき回した挙句、アイアンクローからの(チョーク)スラムでフォール。しかしAKIRA&土方組が勝てる姿が全然想像できなかったのはある意味、マッチメイクミスのような気もする。




第4試合
太陽ケア
●ディーロ・ブラウン
18分38秒
3D→体固め
ババ・レイ
ディーボン○

入場は青コーナーながらも、順番は後という異例の待遇で入場するのはTeam3D。場内凄い盛り上がりでした。どちらも思ってたよりデカかったです! 特にディーボンが筋肉ムキムキだったのでビックリ。ババレイは相変わらず(略)。しかし両者とも周りとオーラが違ったね。いつもは圧倒的な強さのオーラを出しているケアとディーロウも、今回ばかりは圧倒されてる感じ。
 ただ試合自体は結構ゆっくりというか間を溜めて大きく見せるのに拘ってたようで、結構見てて疲れました。それにパフォーマンスを初めとして全体的に手抜き感はありました。まぁ初登場なので何やっても歓声は上がるんですけどね。それに外人同士のぶつかりは冗談抜きで凄かったしね。でもラストの3Dまでややもっさりだったのは残念。
 試合終了後、TAKAみちのくがRODに勧誘しにきました。最初日本語で行った後、わざわざ英語に直したのには笑った。それから耳打ちし合った後、握手する振りしてパンチ!「テイボー!テイボー!」と客を煽った後、テーブル準備。そして2人で協力してテーブルへの雪崩式パワーボム! 最高点がめちゃくちゃ高くて、マジで圧倒されました。持ち上げてからの溜めも絶妙だし、2人ともピンと背を伸ばしてて、実に綺麗なフォームでした。
 その後は子供にテーブルの破片withサインをプレゼントし、かのホーガンの「イチバーン!」をネタに「オオサカ、イチバーン!」等と叫び、最高潮の盛り上がりを見せました。このパートが結構長く、客はもうヘトヘトでしたけど、ダッドリーズの一挙一動一声に歓声を上げていました。




第5試合
小島 聡

●カズ・ハヤシ
12分54秒
ボルドーボム→エビ固め
TARU
ジャイアント・バーナード○
近藤 修司

相変わらずVMの客席乱入入場が印象的。前回より長くなっててウザいことこの上なし。しかし、流石にヒールユニットとしてかなり本気で嫌がられるようになってきました。ブーイングかなり飛んでましたしね。つうかセコンド多すぎ。そして全日本正規軍もVMもメンバーがチグハグ感溢れすぎ。
 試合も人数が多すぎて、いつもどこかで誰かが叫んでる状況。何が起こってるのかも分かりにくい状況でした。小島が腕殺しされてたのは分かったのですが。ラストはAトレインじゃなかった、ジャイアント・バーナードのボルドーボム。いつ見ても迫力あるなぁ。




第6試合
武藤 敬司
○諏訪間 幸平
20分27秒
原爆固め
佐々木 健介
本間 朋晃●

メイン戦。健介ファミリーと武藤・諏訪間。入場ゲート付近はぎゅうぎゅう詰めで、しかも双方ちゃんと入ってきたため、前回を上回る量の声援が飛び交いました。
 試合は本間with武藤vs諏訪間with健介といった構図。諏訪間と陰の薄い本間が適度にやりあった後、ジャーマンで3カウント奪取。健介がイマイチ精彩に欠けたのが残念。武藤はこんなもんかなぁ?前回見れなかったスペースローリングエルボーに、フラッシングエルボー、シャイニングウィザード2連発。謎の手カメラポーズからの低空ドロップキック連発には笑った。




まとめになりますが、今回の興行はどうも後半3試合がイマイチでした。悪くはないのですが……。手抜き感はありました。対戦カードも違和感を覚えます。前回のようなRODvsVMといったはっきりとした構図が無かったのでインパクトが無いですし。
 それから全試合10分越えになった上、ダッドリーズで盛り上がりすぎて、ラストは客がバテてた感じがしました。冷房ぐらい入れてください。選手も汗凄かったし。無論、各試合の時間配分も工夫して欲しいです。今回は試合以外の部分で不満が多かったですね。
 最後に。テーブル破壊3D見たかったです(泣)。





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