2005 サマーアクションシリーズ
団体名 全日本プロレス
日時 2005年7月22日(金) 18:30〜
場所 大阪府立体育会館 第2競技場

これが初のプロレス観戦。ちなみに普通の客としてではなくバイトでの参加です。最近興味が湧いてて、楽しみにしてた全日の興行なんですが、外人軍団と武藤・小島・川田・TAKAみちのく程度しか選手が分からないので多少不安でした。
 客を会場内に入れてプロレス観戦という雰囲気の中、本日のサイン会は川田利明という場内アナウンスが。まだ川田の良さがイマイチよく分からずそれほど好きというわけでもないので、滅茶苦茶気になるというほどでは無かったです。まぁ多少欲しい気持ちはありましたが。




第1試合
荒谷 望誉
平井 伸和
○土方 隆司
13分37秒 前方回転エビ固め
NOSAWA論外
MAZADA●
菊タロー

残念ながら荒谷・平井・土方組は誰一人として知らず、パンツの色も統一してたので、自分には見分けることすら出来ませんでした。orz
 菊タローが初代えべっさんだということを、バイト仲間の方から聞いていたので、どのような試合になるかは分かりましたが、やはり菊タロー・NOSAWA論外主導のいつものお笑いプロレスでした。定番ネタ繰り出してそれなりに盛り上げつつも、他の2人に比べて存在感の無いMAZADAが土方に丸め込まれてピン。




第2試合
○嵐
9分40秒
ジャンピング・パワーボム
→エビ固め
チャック・パルンボ●

いかにも「角界出身です」といった風体の嵐と、元WWEということで名前だけ知ってるパルンボの対決。力比べと関節技多用の渋い試合。パルンボの方が上手いように感じました。
 ラストは明らかに失敗しすぎのパワーボムで唐突に終了。展開が明らかにおかしいために、本来のブックとは違う終わり方したようだと、後で仲間内で話題になりました。




第3試合:世界ジュニア・ヘビー級選手権試合
○TAKAみちのく
16分05秒
みちのくドライバーII→片エビ固め
“brother”YASSHI●

全日のジュニアってあんまりピンと来ないのですが、それなりには見られるだろうと思われた一戦。YASSHIは憎めない関西弁ヒールなのは良いと思いますが、煽りが空振ってたのが残念。
 ハイリスクムーブはTAKAみちのくのコーナートップから場外へのダイブ程度で、打撃・関節・投げ技とバランスよく構成された、教科書のような試合といった感じ。ラストはTAKAがYASSHIを引き立てつつも、きっちりとみちのくドライバーIIでフォール。




第4試合
武藤 敬司
○宮本 和志
19分10秒 ストレッチ・プラム
川田 利明
石狩 太一●

休憩明けの第4試合。客も大物が見れるとあって入場ゲートに群がり、結構ぎゅうぎゅうになりますが、武藤はさっさと通り抜けてしまい、川田に至っては客席を抜けていきなり入ってくる始末。
 試合は宮本が主役で、石狩を攻めて川田を煽りまくる展開。川田も途中で交代して入ってきますが、それほど本格的な衝突にはならず。武藤はちょっと入ってきて定番のムーブをいくつかやったのみでした。
 ラストは宮本が川田のフィニッシュムーブで石狩をしとめ、試合後マイクで対決表明といった流れ。まぁそれなり。普通といった印象の試合でした。




第5試合
太陽ケア
ジャマール
ブキャナン
●PSYCHO
16分57秒
TARUドリラー→エビ固め
TARU○
ジャイアント・バーナード
ジョニー・スタンボリー
近藤 修司

個人的にはメイン戦より期待していたこの試合。RODは普通に入ってきたんですが、VM側の入場が皆さん凶器持ちで客席大暴れ入場。よりによってTARUが鞭をぶん回したお陰で、数人の客に当たる。避けにくいっつーの。Aトレインことバーナードが間近で見れたのは良かったですが。
 試合は外人軍団の大暴れ&お祭り騒ぎといった所で滅茶苦茶面白かったです。事前に知っていましたが、太陽ケア・ジャマール・バーナードが特に人気で、ジャマールvsバーナードの時はかなり大盛り上がりでした。他の外人選手も人気を博しているようで、「全日本に来て上手くいってるようで良かったなぁ」としみじみと思いました。
 ちなみに日本人勢はほとんど見せ場なし。やむを得ないですが。試合はVM側の勝利でしたがRO&Dが試合後も大暴れして、お互いの遺恨はますます深くなる……といった所。
 ところで帰り道にまたTARUが鞭ぶん回して客に当たって、その客がTARUに突っかかってました。こちらとしては勘弁してくれよ……って感じなのですが、客と睨み合った後、また煽りまくって去っていきました。正直やりすぎ。




第6試合
小島 聡
カズ・ハヤシ
●雷陣 明
22分56秒 原爆固め
佐々木 健介
本間 朋晃
中嶋 勝彦○

そしてメイン戦。NOAHドームで更に名前を上げた健介ファミリーと三冠王者・小島の対決ということで、第4試合以上に入場ゲート付近はぎゅうぎゅう詰め。しかも双方ちゃんと入ってきたため、結構な量の声援が飛び交いました。
 試合は中嶋with本間vsカズ&雷陣といった構図。健介は多少出てドームで好評だったチョップ攻めをやってましたが、小島はコジコジカッターを健介に2連発したくらいしか記憶に無い……。2発目の健介の受けが酷かったのが印象に残ってます。
 でも、つまらなかったかというとそうでもないです。中嶋君のバチバチとしたキック攻めは心に残りましたし、カズのクルーザームーブもアクセントにうってつけといったところ。フィニッシュは中嶋君が陰の薄い雷陣をジャーマンスープレックスホールド。流石にフィニッシュムーブにするだけあって綺麗でした。
 試合後、健介ファミリーが入場付近で繋いだ手を上げて気炎を上げて、客も一緒に大盛り上がり。思わず自分も参加しそうに。(駄目)

 そんなこんなで興行終了。第1〜4試合は普通すぎましたが、セミ・メインが面白かったので、「終わりよければ全て良し」といったところ。



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