回転・行動/条件
コーナーから飛ぶ
ロープを使ってリング内へ飛ぶ
ロープを使ってリング外へ飛ぶ
後方270度回転
ボディプレス
★シューティングスタープレス
=AVスタープレス
=ハートアタック

●B×Bスタープレス
(スワンダイブ式シューティングスタープレス)
後方270度回転
飛びつき式DDT
●シューティングスターDDT
=デススターDDT
—— ——
後方270度回転1回捻り
ボディプレス
●360°シューティングスタープレス
=鞍馬八流

—— ——
後方450度回転
セントーン
●シューティングスター・セントーン
=修羅
—— ——
後方450度回転
エルボードロップ
●ハートアタック2.0
=リーサルインジェクション
—— ——
後方450度回転
レッグドロップ
●シューティングスターレッグドロップ
=クロスファイア
=トリプルバイパス
—— ——




シューティングスタープレス
=AVスタープレス(マグナムTOKYO)=ハートアタック(テディ・ハート)


コーナートップに立ち、リング内を向いて飛んで、後方270度回転しつつボディプレス。実物を見たことない人で文章だけ読むと、リング外に飛び出すかと思われるかもしれないが、バク宙で前進しながら飛ぶため問題はない。
 獣神サンダーライガーが開発したあらゆる意味で衝撃的な技。バク宙が後ろにしか進まないと思っている人が初めて見ると、新たな世界が開ける感覚を覚えるだろう。
 ただ失敗例もいくつかあり、ほとんどの場合が「垂直落下式ヘッドバッド」になるため大変危険。一番有名な例はブロック・レスナーがWM19のメインイベントで失敗したケース。彼の場合は恐ろしく頑丈だったため、なんと試合を続けてメインを締めれたが(酷い脳震盪を起こしただけで済んだ)、普通のレスラーならば首の骨が折れているところである。
 近年では更なる高難易度化によりエプロンからのSSPやスワンダイブ式SSP等も登場してきているが、未だにクルーザー級の絶対的フィニッシュムーブとして健在である。
 現在の使い手としてはROHで活躍し、ドラゲにも来日したマット・サイダルが有名か。あとみちのくの義経がよく決め技にしてますね。

B×Bスタープレス
コーナートップに立ち、相手の方を向いて飛んで、横方向に90度ほどリングと平行に旋回しつつ、後方270度回転してボディプレス。実物を見たことない人で文章だけ読むと、リング外に飛び出すかと思われるかもしれないが、バク宙で前進しながら飛ぶため問題はない。
 B×Bハルクが一時期フィニッシュムーブに使っていた。文字に起こすと分かりにくいが、簡単に言うと「旋回式シューティングスタープレス」。コーナーに対して、相手が垂直に倒れてる場合にイチイチ引っ張ってセットせずともSSPを決めることができる。




シューティングスターDDT
=デススターDDT(マット・クロス)
かがんでいる相手にしかける。コーナートップに立ちリング内を向いて飛んで、後方270度回転しつつ相手に接近し、空中にいる内に相手の首を掴んでそのままDDTで叩きつける。(最終的には自分は後方450度回転、背中からマットに落ちる) なおいわゆる前進式バク宙の要領で飛ぶためリング外に飛び出すようなことはない。
 別名シューティングスターDDT。今、米インディーマットで屈指の飛び技使いとして注目を集めるMドッグ20(Mdogg20)ことマット・クロスのオリジナルムーブ。




360°シューティングスタープレス
=鞍馬八流(義経=現:義経)
リング内を向いてコーナートップに立ち、飛んで後方270度回転・1回捻り(横360度回転)を同時に行いつつボディプレス。実物を見たことない人で文章だけ読むと、リング外に飛び出すかと思われるかもしれないが、バク宙で前進しながら飛ぶため問題はない。
 義経がかつて遮那王名義であった時に使っていたフィニッシュムーブ。最近の飛び技の流行である縦回転+横回転系の超大技である。コントロールがかなり難しそうだ。
 ちなみにコーナートップからやるのはみちのくの遮那王(現:義経)だけだが、かつてスタンディング式でジャック・エヴァンスが使っていた。最近ではPWGやドラゲに参戦しているPACが360°シューティングスタープレスの名前で愛用している。




シューティングスター・セントーン
=修羅(義経)
コーナートップに立ち、リング内を向いて飛んで、後方450度回転しつつセントーン。実物を見たことない人で文章だけ読むと、リング外に飛び出すかと思われるかもしれないが、バク宙で前進しながら飛ぶため問題はない。
 遮那王が05年12月に「元服」して義経(遮那王は源義経の幼名)となるにあたって公開したフィニッシュムーブ。SSPから更にくるっと180度回転しちゃう模様で、SSPを知らない人からすればもう訳分からないこと必至だろう。また最近はPWGやドラゲに参戦しているパックがシューティングスター・セントーンの名前で出した。




ハートアタック2.0
=リーサルインジェクション
コーナートップに立ち、リング内を向いて飛んで、後方450度回転しつつエルボードロップ。実物を見たことない人で文章だけ読むと、「リング外に飛び出すじゃん」と思われるかもしれないが、いわゆる「前進式バク宙」の要領で飛ぶ。
 テディ・ハートがフィニッシュムーブとして使っているようだ。動画も手に入らず、文字情報だけで推測する限り、「修羅」のエルボードロップ版で間違いないようだ。リーサル〜は現在の名前か別名みたいなものだろうか。




シューティングスター・レッグドロップ
=クロスファイア(ジェイソン・クロス)=トリプルバイパス(テディ・ハート)
コーナートップに立ち、リング内を向いて飛んで、後方450度回転しつつレッグドロップ。いわゆる「前進式バク宙」の要領で飛ぶため、リング外に飛び出すことはない。
 アメリカのインディーで何人か使い手がいる。SSPの要領で非常に高く舞い上がる様はまさに神業。





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